貴様は、戦うずして逃げる腰抜けか!
ただ勤務時間が終えればそれでいいという人は除外して
責任ある社会人と言うのは「企業戦士」と例えられるぐらい過酷です。
人よりも大きな成果を実現しよう。
大いなる結果を実現して自らの責任を果たしたい。
こう思う人は、仕事の場で必死です。
社会に出れば、戦場のごとく弾も矢もいたるところから飛んできます。
新事業を立ち上げて、早期にそこに集う人たちに豊かな未来を築いてやろうと本気で思うなら尚更過酷な状況になります。
普段は立派なことを陣地でのたまうものの、戦地に赴き陣頭に立て!
と言おうものなら
弾も矢も飛び交う戦場が怖くて地面にうずくまって「自分にはできません」と嘆き震えて身動きしない存在もいるものです。
そのくせ、いっちょ前に人々に論じるのは達者です。
そういう人間に限って口が達者というのは、どこの世界にもいます。
恐れおののき、やりもしないで口だけで語る奴に誰が従うものでしょうか。
地面で震えてやれませんと逃避した翌日に
自らの恥を知らぬまま、偉そうにヘラヘラ論じてんじゃねぇ!!!
と怒ってしまいましたが、これは道理です。
語らずして動け。
動いて得たものを語れということです。
将とあるべきは、まず陣頭に立て。
己が盾になり部下たちを守り抜く気概を見せよ。
やりもしないでできないなどとほざかずに、まずは、お前がやらんかい!
というところです。
恐れて動きもせずに、語るだけではなく
先頭に立ってやり抜いてこい。
必死に戦って己の力では未だ不足で成せないとなったら、
頭に矢の一本でも刺さったまま、血だらけでボロボロなって帰ってこい。
「懇親の力を振り絞りましたが、まだ私は修業が足りませんでした」と
省みる言葉を吐いたら、治療してから勉強しなおせ。
そしてまた、恐れず果敢に陣頭に立て。
「できません」
「できませんでした」という言葉は、
全身全霊で持てる力を出し切っても成せなかった自らを省みる言葉であって、
やりもしないで震えている奴の逃げ口上ではないということです。
やってもいないのに、
わるい想像で「できません」などと絶対に言うな!
将を目指す人間にあってはならないことです。
常日頃は、理想論を語りまくり、己が優れた指導者とばかり気を吐いていますが、
それはまさに弱い犬ほど吠えまくるのと同様で、
いざとなったら立ち上げれもせずに地面にうずくまって震えているだけ。
根性を叩き直して即座に前進せよ。