私達の出会いとはチャンスです。
そのチャンスを逃すこと無く関係を育んでいるのですから
成すのは間違いないでしょう。
チャンスをものにできない人は、
川岸に流れ着いたボートに飛び乗ること無く躊躇して見逃した人です。
もう、都合よくボートが流れてくることなどありえないでしょう。
これをご縁ともいいます。
今目の前に流れてきたボートに対して、
本当にあれに乗っていいのか?
だれかの企みじゃないのか?
乗ったら転覆しないか?
これに乗ったら助かる保証があるのか?
馬鹿なことを考えているうちに
ボートはどんどん遠ざかります。
突然の洪水で取り残された川岸に偶然流れ着いたボートは、
実は偶然ではなく必然だったのです。
それに躊躇して乗らないということは、
自らの意思でチャンスと大いなる可能性を秘めた
未来を放棄したということになります。
視線をそらして無言で居る人には、分岐点を別々の方向に歩んだ人。
ご無事を祈るしかありません。