息子は、従業員でもあります。
大切な仕事を任せていましたから、その出来栄えや成果を信じていました。
毎週月曜日は、1200角の真っ白いミーティングテーブルにパソコンとモニターを置いて2人だけで打合せ。
彼の頼もしさを受け取るのが楽しみでもありました。
息子の仕事部屋は、2階。
私は、1階。
お互い『静かに集中』が必要な仕事ですから、こうしました。
やりとりは、内線電話のこともあり、
ファイルや画像は、息子のアドレスにメール送信。
USBなんかに入れて渡すより便利なのです。
「どうだ、もうボチボチ連絡くれてもいいんじゃないのか?」
こう、メールを打ちましたが、
待てど暮らせど、一向に返事が来ません。
「いま、どこで何やってるんだ」
その息子は、先々月天国へ旅立ちましたから、
返事なんか、来る訳ないんですがね・・・
ついつい、時々メールしてしまうんです。